イザベル・ユペール主演、『エル ELLE』のあらすじや感想など

はじめに

今回はポール・バーホーベン監督の『エル ELLE』のあらすじや感想などを書いていきたいと思います。

『エル ELLE』

あらすじ

「氷の微笑」のポール・バーホーベン監督が「ピアニスト」のイザベル・ユペールを主演に迎え、「ベティ・ブルー 愛と激情の日々」の原作者フィリップ・ディジャンの小説「oh…」を実写映画化したエロティックサスペンス。ゲーム会社のCEOを務める女性ミシェルは、ある日突然、自宅に侵入してきた覆面男に襲われてしまう。何事もなかったかのように今まで通りの生活を送ろうとするミシェルだったが、襲われた時の記憶がフラッシュバックするようになっていく。犯人が身近にいることに気づいたミシェルはその正体を突き止めようとするが、自分自身に潜んでいた欲望や衝動に突き動かされて思わぬ行動に出る。第74回ゴールデングローブ賞で最優秀主演女優賞と最優秀外国語映画賞を受賞し、第89回アカデミー賞でもイザベル・ユペールが主演女優賞にノミネートされた。(映画.comより引用)

キャスト

ミシェル・ルブラン…イザベル・ユペール

ロベール…クリスチャン・ベルケル

アンナ…アンヌ・コンシニ

パトリック…ロラン・ラフィット

レベッカ…ヴィルジニー・エフィラ

リシャール・カサマヨウ…シャルル・ベルラン

ジョジ―…アリス・イザーズ

イレーヌ・ルブラン…ジュディエット・マール

ヴァンサン…ジョナ・ブロケ

キュルト…ルーカス・ブリゾル

ケヴィン…アルチュール・マゼ

ラルフ…ラファエル・ラングレ

エレーヌ…ヴィマラ・ポンス

評価

本作品に対しては肯定的な評価が目立ちます

カンヌで本作が上演された際は7分間にもわたるスタンディングオベーションが沸き上がったことが知られており、アメリカの映画雑誌『ハリウッドポッター』、フランスの映画批評誌『カイエ・デュ・シネマ』からも絶賛されました。

さらには映画批評の集積サイト、Rotten Tomatoes、Metacriticにおいても平均値が10点満点中8点から9点を記録するなど、優れた作品であるとの評価を受けています。

感想

いかにもヨーロッパ産の映画と言ったところではっきり言ってかなり憂鬱というか暗い気持ちになるのですが、面白い、示唆に富む映画だと感じました。

映画は主人公のミシェルが覆面を被った男に乱暴されているショッキングなシーンから始まります。「この犯人探し出してラストで目一杯仕返しをするパタンだろうな~」と思いながら観ていると、なんと途中であっけなく犯人が判明してしまいます。その瞬間にミシェルがとる行動も不可解。この映画は一体どこに向かうんだ?と頭に疑問符が浮かばずにはいられません。

ミシェルと犯人との関わり合いがメインの筋となっており、彼女と職場、友人、息子などがそこに絡み合ってきます。この関係性も生々しい。

女社長であるがゆえに男性社員からいかがわしい嫌がらせを受けたり、息子の妻に悩まされたりと嫌な現実をどんどん見せつけられます。観ているだけでもノイローゼになってしまいそうになるのですがミシェルは強い。負けません。機転と冷徹さを持って対処していきます。

強く屈せず生きるとはどういうことかを教えてくれる映画です。ダークな気分になる覚悟がある方は是非観てみて下さい。

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