ウディ・アレンの映画『ブルージャスミン』~使用曲、ネタバレ、感想など

はじめに

今回はウディ・アレン監督の『ブルージャスミン』の使用曲、ネタバレ、感想などを書いていきたいと思います。

『ブルー・ジャスミン』

あらすじ・内容(ネタバレ有)

ジャスミンは借金だらけなのにヴィトンの旅行カバンを大量に抱え、ファーストクラスでサンフランシスコに到着。夫は何でもダイナミックで、セックスもそう、出会った時のBGMは「ブルームン」、「カクテル」と呼ぶ6種類の抗鬱剤を飲んでいるが、効くのはウォッカ・マティーニだけと見知らぬ客に独り言のように語り続ける。

実業家である夫ハルのもと、ニューヨークでセレブとしての生活を満喫していたが、ハルは詐欺罪の発覚によって逮捕され、ジャスミンは財産を含む全てを失う。ボストン大学で人類学を学んでいたが、結婚を理由に退学して以来、一切のキャリアを積んでこなかったジャスミンは生計を立てる術を持たず、サンフランシスコに住む異母姉妹であるジンジャーの元へと身を寄せる。

ジンジャーは宝くじに当たった20万ドルをハルの資金にされてゼロになったのが原因で前夫オーギーと離婚。現在の婚約者であるチリとの同居を考えていたが、ジャスミンを一時的に家に置くことを理由に延期となり、それが理由で頭痛持ちのジャスミンとチリの関係は険悪なものとなる。

ジャスミンに早く自立して欲しいジンジャーが、ジャスミンの今後のキャリアについて考えを促すと、ジャスミンはそのまま講座を受ければ早いと反対するのにもかかわらず、「インテリアデザイナーの職に就きたいが、勉強と生計を両立させないといけないので、教室に通って苦手なパソコンを覚えてから、オンラインのデザイナー講座を受講する」との遠大な計画を語る。チリの友人エディの紹介によって歯科医の受付の仕事を始める。

やがてジャスミンは歯科医であるフリッカー医師に思いを寄せられるが、勤務中に強引に迫られ、強く拒否すると共にその仕事をやめる。

傷心中のジャスミンは通っているパソコン教室の同級生にパーティに誘われ、外交官であるドワイトと出会い、「ジャスミンは夜に花咲く」などと語りかけ、気を引くために現在と過去を偽り、夫は病死で子どもはいなくてインテリアデザイナーをしているなどのウソを重ねながら、交際を始める。

ジャスミンの付き添いでパーティに参加したジンジャーも音響エンジニアのアルと出会い、浮気を始める。

ジャスミンとドワイトは婚約し、共に婚約指輪を買いに行くが、宝石屋の前で偶然会ったオーギーがジャスミンの過去を暴露してしまい、婚約は破談となる。

ジンジャーも浮気相手のアルが実は婚約していると知って破局、レジ係をしているスーパーまで来て愛を語ったチリとよりを戻す。

ジャスミンはオーギーから得た情報から、かつての養子でハーバード大学で1番というのが自慢だったダニーが勤めている古楽器店に会いに行くが「父親の詐欺も許せないが、詐欺を黙認しつつ最後には父親を売り、罪を逃れたあなたはもっと許せない」と絶縁を告げられる。ジャスミンは夫の多くの浮気を聞いて問いつめると、今のフランス人留学生との関係は本物だといわれ、逆上してFBIに通報して、そのまま逮捕になった経緯があった。

ジンジャーの家に戻ったジャスミンは「ドワイトと結婚し、セレブとしての生活に戻るので家を出る」と言い放ち、アテのないまま身一つで飛び出し、映画は幕を閉じる。(Wikipediaより引用)

キャスト

ジャスミン…ケイト・ブランシェット

ハル・フランシス…アレック・ボールドウィン

アル…ルイ・C・K

チリ…ボビー・カナヴェイル

オーギー…アンドリュー・ダイス・クレイ

ジンジャー…サリー・ホーキンス

ドワイト・ウェストレイク…ピーター・サースガード

フリッカー医師…マイケル・スタールバーグ

ジェーン…タミー・ブランチャード

エディ…マックス・カセラ

ダニー・フランシス…オールデン・エアエンライク

使用曲

・Back O’Town Blues

・Speakeasy Blues

・Blues My Naughty Sweetie Gives To Me

・A Good Man Is Hard to Find

エンディングにも流れるやつです。頭から離れない笑

・Blue Moon

・Aunt Hagar’s Blues

・House Party

・Great White Way

・The Vision

・Ipanema Breeze

・Yacht Club

・Out on the Town

・Human Static

・Average Joe

・Miami Sunset Bar

・Welcome to the Night

・Love Theme

・My Baby Me もしくは My Daddy Rocks Me(Part1)

・West End Blue

・Black Snake Swing もしくは Black Snake Blues

感想

下を肥やすな不幸になるぞ、じゃないですけれども一回高い生活水準に慣れてしまうと中々元に戻すのは難しい。それだけならまだしも、人をナチュラルに見下す癖も染みついてしまったため周囲の人に素直に助けを求めることができず負のスパイラルにはまり込んでしまいます。そして一番怖いのは自覚がないこと。

皆が皆セレブな生活を送ったことがあるわけではないのですがそれでも内心誰かのことを馬鹿にしたことはあるはず。それだけにこの映画を、落ちぶれたセレブの成れの果てと他人事として見ることは出来ません。

素晴らしいブラックコメディーです。黒い笑いが好きな方は是非。挿入歌のA Good Man Is Hard to Findが良い味を出しています。

吹き替え版

字幕版

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