フランス語初級文法①〜être動詞の現在形と主語人称代名詞を解説

はじめに

今回はフランス語の主語人称代名詞、そして、be動詞にあたるêtre動詞の現在形を解説します。

フランス語は発音のつながりを始めとして、挫折するポイントが多いですが、あまり気にせずどんどん読み進めていって下さい。

主語人称代名詞とêtre動詞

①「私は」

フランス語で「私は」はje です。発音は「ジュ」。そして、これに用いるêtre動詞はsuisとなります。こちらの発音は「スュイ」。

Je suis Japonais. 私は日本人です。

発音は「ジュ スュイ ジャポネ」となります。

②「君は」

フランス語で「君は」はtuです。発音は「トゥ」。これに用いるêtre動詞はesです。発音は「エ」。

Tu es Anglais? 君はイギリス人?

発音は「トゥ エ アングレ(⤴)?」となります。

ここで注意が必要なのは、同じ二人称単数でも、「君」と気軽に呼びかけるのと、「あなた」と敬称を用いるのでは、使う代名詞が変わってくることです。

③「あなたは」

「君」に対して、敬称の二人称単数の「あなた」はvousとなります。発音は「ヴー」。そして、vousに使うêtre動詞はêtes(エット)になります。

ただ、vous とêtesは発音がつながり、vous êtes「ヴーゼット」と発音されるのでここも要注意です。

Vous êtes professeur. あなたは教授です。

発音は「ヴーゼット プロフェスール」。

④「彼は」

「彼は」はフランス語でil。発音は「イル」です。そして、これに使われるêtre動詞はest。発音は「エ」。

ただ、ここでも敬称のvousと同じように発音がつながり、il est で「イレ」と読むので注意が必要です。

Il est ingénieur. 彼はエンジニアです。

発音は「イレ アンジェニウール」となります。

⑤「彼女は」

「彼女は」はフランス語でElle。発音は「エル」です。Elleに使われるêtre動詞はIlと同じest。

ただ、ここでもElleとestの発音が繋がって発音するときは「エレ」となるので注意が必要です。

Elle est secrétaire. 彼女は秘書です。

発音は「エレ スクレテール」となります。

⑥「私たちは」

フランス語で「私たちは」はnous。発音は「ヌー」。そして、これに対して用いられるêtre動詞はsommes。こちらの発音は「ソム」となります。

Nous sommes à Paris. 私達はパリにいます。

発音は「ヌー ソムザ パリ」となります。sommesと位置を示す前置詞のàが発音する際につながります。

⑦「君たちは」「あなたたちは」

フランス語で「君たちは」「あなたたちは」は、「あなたは」の敬称と同じvousとなり、être動詞も同じくêtesとなります。発音も同じように「ヴー」と「エット」、発音がつながり「ヴーゼット」となります。

Vous êtes Anglais ?  あなたたちはイギリス人ですか?

発音は「ヴーゼットアングレ(⤴)?」となります。

⑧「彼らは」

「彼らは」はフランス語で「Ils」 となります。発音は「イル」。使用されるÊtre動詞はsont。発音は「ソン」です。

Ils sont dans le jardin. 彼らは庭にいます。

発音は「イル ソン ダン ル ジャルダン」となります。

⑨「彼女たちは」

「彼女たちは」は「Elles」となります。発音は「エル」。使用されるÊtre動詞はsontです。

Elles sont petites. 彼女たちは小柄だ。

発音は「エル ソン プティット」。

おわりに

いかがでしょうか。今回はフランス語の主語人称代名詞、Être動詞の現在形について解説をしました。次回はÊtre動詞の現在形を使った疑問文・否定文を解説していきます。

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