ミケランジェロの聖家族〜『聖家族と幼い洗礼者聖ヨハネ』を解説

はじめに

今回はウフィツィ美術館所蔵、ミケランジェロの『聖家族と幼い洗礼者ヨハネ』を解説していきます。

ミケランジェロとは?

ミケランジェロとは?

ミケランジェロ・ディ・ロドヴィーコ・ブオナローティ・シモーニ(伊: Michelangelo di Lodovico Buonarroti Simoni、1475-1564年)は、イタリア盛期ルネサンス期の彫刻家、画家、建築家、詩人。西洋美術史上のあらゆる分野に、大きな影響を与えた芸術家。

ミケランジェロ自身が本業と考えていた彫刻分野以外の作品は決して多くはないにもかかわらず、様々な分野で優れた芸術作品を残したその多才さから、レオナルド・ダ・ヴィンチと同じく、ルネサンス期の典型的な「万能(の)人」と呼ばれる。

主な作品

『ダヴィデ像』(1504年、アカデミア美術館)
『アダムの創造』(1511年頃、ヴァチカン美術館所蔵)
『最後の審判』(1536-41年、ヴァチカン美術館)

『最後の審判』に関する記事はこちら↑

『聖家族と幼い洗礼者聖ヨハネ』解説

幼子キリスト、聖母マリア、聖ヨセフの家族と洗礼者ヨハネが前景に描かれ、後景には裸体の男性が描かれたパネル画です。

『聖家族と幼い洗礼者ヨハネ』(1507年頃、ウフィツィ美術館所蔵)

画面中央やや下に水平な帯があり、後景に描かれた男性たちと洗礼者ヨハネや聖家族を隔てています。

最初に明暗をつけて、そこに鮮やかな色の顔料を薄いそうでのせていく。暗いところほど層を多くのせ、色を濃くする。これによって背景は柔らかくぼんやりと、前景の聖家族をはっきりと際立たせています。

参考文献

画家大友義博

『一生に一度は見たい西洋絵画 BEST100』(大友義博)

美術に苦手意識がある人はこの本から読みましょう。

東京藝術大学 秋元雄史

『武器になる知的教養 西洋美術鑑賞』(秋元雄史)

西洋美術の知識が少ない人はまずこの本から読みましょう。

東京藝術大学 布施英利

『パリの美術館で美を学ぶ ルーブルから南仏まで』(布施英利)

パリの美術館に所蔵してある作品を基に美術史を解説。初級→中級前半向け

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