『レミーのおいしいレストラン』~キャラクター、感想など

はじめに

今回はブラッド・バード、ジャン・ピンカヤ監督『レミーのおいしいレストラン』のキャラクターの紹介、映画のレビューなどを書いていきたいと思います。

『レミーのおいしいレストラン』

英語のタイトル

本作の英語のタイトルはRatatouille(ラタトゥイユ)

これはフランス南部の野菜煮込み料理のことで、ネズミ(Rat)が主人公であることとかかっています

ラタトゥイユ、Wikipediaより引用
映画の最後にもキーアイテムとして登場します

あらすじ

キャラクター

レミー

主人公のネズミです

優れた嗅覚と料理の腕前を生かしてリングイニとタッグを組み、二人で一人前のシェフを目指します。

アルフレッド・リングイニ

もう一人の主人公

名シェフ、グストーの息子ですが料理の腕はなく、レストランでは雑用係。

グスト―

今は亡き名シェフ。レミーはグストーの本をずっと読んでいたため、レミーに何かあるごとに亡霊として現れ彼に助言をします。

スキナー

悪役。グストー亡きあと、レストランの料理長を勤めていますが、レミーと組んだアルフレッドに嫌がらせをする。

コレット

本作のヒロイン。唯一の女性シェフで、料理にかける情熱は人一倍強い。かわいい

アントン・イーゴー

料理批評家。毒舌でグスト―亡き後のレストランを酷評している。

日本語版声優

レミー…岸尾だいすけ

アルフレッド…佐藤隆太

グスト―…有川博

スキナー…浦山迅

コレット…甲斐田裕子

イーゴー…家弓家正

使用されている曲

是非サウンドトラックで聞いてみて下さい。

感想

グーグルで『レミーのおいしいレストラン』と打つと、何と横に「気持ち悪い」というキーワードが横に出てくるではありませんか。

確かに下水道を行き来していたネズミが特に体を洗う描写などもなくレストランに出入りしているのは嫌な人には嫌に見えてしまうかもしれません。

ただ、そこまで写実的な見方をしなくても異国の地で奮闘する者の物語としてみれば、多かれ少なかれ共感できる部分は多いのではないのでしょうか

いくら実力があると言ってもそれが評価されるとは限らず、違った形で能力を発揮しなければならず、なおかつそれがもどかしい仕方になってしまうこともあると思います。

『美女と野獣』もそうですがディズニーって結構差別的なテーマに切り込んでいるので、子供の頃に見た時よりも心にグサグサ刺さってくる部分が多かったです。

あと観ていて個人的に気になったというか共感できたのが大都市への憧れでしょうか。『ズートピア』でもそうだったのですが主人公が大都市(『レミーのおいしいレストラン』ではパリ)についたときにうっとりとした目をしていたのは非常に共感できました。

大きな都市というのは本当に上から下まで何でもあります。それは分かっていても実際にその地に足を運ぶとその憧れの部分に思いを馳せずには入られません。たとえそれが妄想だとしても。

色々と意見はあるかと思いますが、異なる世界で迫害にあいかけながらも奮闘するレミー、それでも「好き」という気持ちを大事にして自分の夢や憧れに向かって懸命に立ち向かう様に心打たれたので私はこの映画結構お気に入りです

字幕版

英語版

Blu-rayDVD

イラスト集

レミーの世界を是非満喫してみて下さい。

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