オリオン座解説〜季節・方角、神話、英語名は?

はじめに

今回はオリオン座を解説していきます。

オリオン座 解説

季節・方角は?

オリオン座は冬の星座です。

見頃は1月上旬夜10時頃、2月上旬8時頃です。

方角は南です。冬の空、燦然と輝く星座となっています。

形は?

オリオン座の形は、中央がくびれた長四形の中に3つの星が並んでいるのが特徴となっています。明るい1等星と2等星で形作られているので非常に見つけやすいです。

星の名前は?

まず、左上に輝く星が、1等星のペテルギウス。右下にある星も1等星で、こちらはリゲルといいます。意味はそれぞれ、「巨人のわきの下」「左足」となっています。

ちなみに、右上の星はベラトリクス、真ん中の3つの星は「三つ星」といいます。このベラトリクスというのはギリシャ神話に登場するする女兵士のことで、彼女たちは女性だけしかいない国に住み、戦いに出て勝利を収めていました。この国を「アマゾン」といい、後にアマゾン川などに用いられるようになりました。ハリーポッターでヴォルデモートに使える気の強い女性の名前にもベラトリクスが使われていますね。

英語名は?

オリオン座の英語名は「Orion」となっています。

神話は?

オリオンというのはギリシャ神話に登場する狩人のことです。

オリオンは月の女神であるアルテミスを恋人としていたのですが、アルテミスは海で水浴びをしていたオリオンを間違って自分の矢で射抜いてしまいます。

悲しみに暮れるアルテミス。彼女を不憫に思ったゼウスが、オリオンを星座にして、月の通り道に置きました(オリオンの死因に関しては諸説あります)。

これがオリオン座のエピソードとなっいます。夜空を見る際は月とのカップリングを楽しんでみましょう。

参考文献

この記事は『星座の見つけ方と神話がわかる 星空図鑑』(永田美絵)を参考にしています。

タイトルの通り、星座の見つけ方、神話を分かりやすく解説してくれている本です。専門用語も少なく、初心者でも読みやすいです。外出出来る機会も少なくなっている今、この本と共に自宅の前から夜空を眺めて見るのはいかがでしょうか?

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